腰方形筋にトリガーポイント が出来ると、収縮して反対側より短くなる(イラストA)。
これは同側の骨盤の後ろを引っ張り上げ、同側の骨盤の前方を下方に回旋する。
このとき特徴的な痛みが始まる。
大腿直筋は骨盤の前方に付いているので、骨盤の前方が下方に回旋すると、この筋肉にトリガーポイントが生じ、骨盤の機能障害としばしば膝痛を生じさせる(イラストB)。
腹直筋には、交通事故のとき、シートベルトで圧迫されてトリガーポイントが生じることがある(イラストC)。
この筋肉は骨盤の前方にある恥骨に付着しているので、骨盤の機能障害が起きると、この筋肉も巻き込まれる。腹直筋にトリガーポイントが生じると、その関連痛は腰部まで及ぶ。そしてまた、無菌性膀胱炎の多くの症状の原因となることがある。
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