腸腰筋(大腰筋・腸骨筋)の位置と形を見てみましょう。
腸骨筋は腸骨窩に始まり小転子の前面、および股関節の関節包に付いてる。
大腰筋は12胸椎と腰椎に始まり大腿骨の小転子に付いている。
腸骨筋は比較的触りやすい位置にあるので押圧しやすいでしょう。
注意事項としては、この筋肉はたくさんの神経が走っているので触り方によっては気持ちがよくないし痛いので弱くゆっくりと押圧しましょう。押圧する時は、お腹の筋肉や内臓を避けるため外側から滑り込ませていきます。
押圧スタイル。
仰向けのときはダンベルを使ってゆっくりとダンベルの重さで押圧していきましょう。
心療整形外科 指圧の小技 を参考にしてください。
うつぶせでは自分の手を骨盤の下に挿入してすることも出来る。手の変わりに適当なものを用いてもいい。
大腰筋は腹筋と内臓の奥深くに在るため骨盤の外側面から水平に近い形で腸骨筋に沿って奥へと滑り込ませていくことに成る。ふとっっている人は腹筋と内臓を寄せるため患側を座布団などで45度ぐらいになるように高くすると良い。こうすると、ダンベルでも可能になるでしょう。ダンベルがだめなときはご飯ようの竹べらを使うと良い。そのときは竹べらにタオルを巻いて厚みを調整しましょう。
手を竹べらに置き換えて見てください。
座位でする時は患側とは反対の手で押し込んで行っても良い。そのときは、患側の腕を使って肘を手の甲に当ててサポートするとやり易い。
いろいろ試して見てください。