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カテゴリ:消炎鎮痛剤の弊害( 1 )

消炎鎮痛剤の弊害

新潟大学大学院医学部の安保徹教授は痛み止めの長期間使用に警告しています。

 使ってはいけない薬の第一は消炎鎮痛剤です。痛みがと且るのはいいのですが、消炎鎮痛剤は湿布薬にも使われるように、血流を止めて冷やします。三日問くらいの短期間使うのならば問題はありませんが、長く使いつづけると血流か止まって病気が治りません
 消炎鎮痛剤は、高熱が出て耐えられない、あるいは痛みが強すぎて耐えられないなど、本当につらいときだけ二~三日使う程度にすることです。
 野球のピッチャーも投げた後、まず疲労した筋肉をアイシングして冷やし、腫れをひくようにします。しかし、その後は温めて血流をよくして筋の繊維の修復をするようにしています。いつまでも冷やしているわけではありません。痛み止めを長くつづけるのは、ずっとアイシングをするようなものです。

痛み止めはなぜ悪いのですか
 痛み止めが悪いのは、血管を閉じて血流を悪くするからです。血管拡張物質は痛みを生み出しますが、痛み止めは血流を悪くすることで、その血管を閉ざすように作用をします。だから、その場の痛みはたしかに止まります。
 しかし、血流が悪くなるとリンパ球はもちろんのこと、組織を再生させるための物質も患部に回りにくくなります。そのため、いつまでも患部が治癒されません。ですから、消炎鎮痛剤を長く使うと患部自体が治らないのです。

 つまり、鎮痛剤で一時的に痛みがおさまっても、その患部は治っていないのですから、薬が切れればまた痛みが出ることになります。
 これは現代医療の盲点で、今まで誰も気がつかなかったことです。頭が痛い、腰が痛い、膝が痛いなど、すべての痛みに消炎鎮痛剤がマイナスになるという考え方が、これまで医学にはなかったのです。今でも、整形外科では痛いという患者には迷わず消炎鎮痛剤を出していますが、それがかえって治癒を遅らせるのです。

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 血流を止める対症療法の怖さを知る
 じっさい、消炎鎮痛剤は湿布薬にも使われているように、冷やすための薬です。では、どうやって冷やしているのでしょうか? 血流を止めているのです。冷やす力がさらに強いのが、ステロイドです。たとえば、ステロイドを常用している患者さんには、夏でもセーターを着なければならないぐらい体が冷えると訴える人がたくさんいます。身体の芯に冷凍庫をぶちこまれたみたいだといいます。そのぐらい血流を止めて身体を冷やしているのです。
 血液を止めれば、生体の炎症反応が止まる、これが消炎剤のしくみです。これは、病気の治癒による消炎とはまったく違います。これこそ、みなさんにきちんと知っておいていただきたいことです。いま医療の現場では、薬ばかり使っています。症状が止まらないとさらに出す、という薬漬けの医療が安易に行われています。でも、それがほんとうの治癒を促すものなのか、たんにその場しのぎでじっさいは病気をますます深刻にしているものなのか、それを見極める力を患者さんのほうにももっていただきたいと思います。
 治癒に向かう際に、副交感神経=リラックスの神経が一気に働きはじめると不快な症状がでます。この当たり前の現象についての認識が、現代医学には希薄でした。だからみんな、対症療法という、根こそぎまちがった世界に走ってしまったのです。でも、患者さんの側には、本能的・経験的にこの過ちに気づいて、逃れていく人も増えているようです。たとえば、腰痛などの慢性痛をかかえている患者さんで、整形外科に通っていてもちっともよくならないから、と整体師やマッサージのほうへ逃れていく人がたくさんいます。
 ところが残念なことに、鎮痛剤・消炎剤の問題をきちんと理解していないため、マッサージ治療を受けながら鎮痛剤入りの貼り薬を貼ったりしてしまう人も多いのです。それでは治療はうまくいきません。やはり痛み止めをやめて、マッサージしたり、針治療をしたり、お灸したりするべきです。これらはみんな、副交感神経に刺激を与えて血行をよくして治癒に向かうという世界です。消炎・鎮痛剤を同時に使ったら、効果が相殺されてしまいます。
 代替医療に走りつつも、現代医学の薬を手放せないという患者たちの姿は、裏を返せば、みんながそれくらい現代医学とそれがもたらした薬というものを信頼しているということを示していると思います。となれば、現代医学の側もその信頼に応えるべく、根本的な治療をめざす方向へ向かうべきときがきているのではないでしょうか。私はけっして現代医療を否定しよう、批判しようと考えているわけではありません。むしろ、信頼に応えられるような医療を現代医学の側にもめざしてほしい、とそういう気持ちを強くもっているのです。


とこのように述べています。
詳しくは安保徹教授の著書をお読みください。

近年、慢性痛に対してこの種の痛み止めが効かないことが話題になってきています。

それと同時に私たち手技療法家は解したりすることによって痛みが和らいだり消えたりすることを経験しています。
私は、患部の周りを解して血行を改善することにより痛みの緩和を多数経験しています。
慢性痛の原因の一つは明らかに血行不良による酸欠と栄養不足による筋肉のエネルギー欠乏を改善しようとする反応としての痛みと思います。プロスタングランジンなどは痛みの原因であると同時に血管を拡張させる物質でも有るのです。
であれば、血液の流れを良くしてやれば、これらの物質を作らなくてもすむことになります。
その方法は
①温める
②筋肉を解す
③適度に動かす
④呼吸を整えて副交感神経を高める(腹式呼吸)
などを用いてなるべく薬を減らしましょう。

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by holosuk | 2008-10-13 00:59 | 消炎鎮痛剤の弊害 | Trackback | Comments(8)